Amazonである程度商品が売れるようになってくると、一定の割合で避けられないことがあります。
それが、<返品・返金>です。
そもそもAmazonでは、商品を買ってから1ヶ月はほぼ無条件的に返品ができます。
また、Amazonは「顧客第一主義」の企業ですので、
たとえ理不尽な理由であっても、
お客さんから返品の依頼があると、
いとも簡単に返金してしまいます・・・。
特にFBA納品では、顧客対応をAmazonに一任している以上、返品・返金は避けることができません。
とはいえ、せっかく売れた商品が返品されてしまうとショックですし、何か対処法があれば知りたいですよね…?
結論から言うと、
FBAで返金処理がされてしまった場合、私たちセラーは、基本的にはただ黙って従うしかありません!
しかし、返金理由を確認したうえで、それがあまりにも理不尽なものであったり、顧客の悪意によるものであったりする場合には、Amazonに対して補填を求めるべきです。
では、実際にどのように返金処理がされるのか、私がつい最近経験した事例を紹介していきます。
Contents
1.発端は一通のメール
ある日いきなり、こんなメールが届きます。
内容は、「返金手続きが終了しました」というもの。
寝耳に水です。
事後報告です。
これは2周間ほど前に売れた商品で、売上も確定していたので、いきなり「返金した」と言われると、やはり少しショックです…。
とはいえ、私たちセラーは、Amazonが返金処理を実施したということについては、とりあえず黙って受け入れるしかないのです。
その上で、すべきことがあります!
それが、、、返金の理由を確認することです。
2.返品理由の追及の仕方
確認の仕方は次の通り。
●セラーセントラル→「フルフィルメント」→「返品レポート」
通常はこの方法で、返品された商品の詳細・理由を知ることができます。
ところが、今回はこの方法で確認することができませんでした。
というのも、返品された商品の状態が未開封で新品だったため、再度出品されたからです。
在庫管理画面で確認することができました。
返品された商品の状態によっても、対応が異なるようです。
今回は再度出品できる状態なので、再び販売することができれば、損害額を最小限におさえることができます。
だとしても、「なぜ返品されたのか」「商品に何か問題があったのか」等、気になるところですよね?
なので、セラーサポートを通して、Amazonに聞いてみました。
「今回、該当商品が返品された理由はなんですか?差し支えなければ教えてください。今後の参考にさせていただきます。」と。
すると、1時間も経たないうちに、Amazonテクニカルサポートからメールが来ました。
これが実際のメールなのですが・・・。
「商品が返品された理由についてご説明いたします。 注文番号をお調べしたところ、
ん・・・???
「返品が原因で商品が返品された」?
何とも不思議な日本語です…。
こちらは返品の理由を聞いているのに、「返品が原因」ってどういうコト??
びっくりですよね?
今回は少額の商品なので、これ以上の詮索はしませんでした。
しかし、大きな金額の商品であれば、もっと突っ込んで返金の理由を確かめたほうが良いと思います。
というのも、今回のように再び新品として出品できる場合でも、一回目に販売した時に引かれたFBA手数料は返ってこないからです。
このままでは、手数料分を損したことにほかならないのです。
なので、商品の価格が大きければそれだけ手数料も大きくなり、損失も大きくなるはずです。
その場合には、ぜひ積極的に返品理由を追及して、可能であれば、料金の補填を求めていきましょう。
さて、いかがでしょうか?
FBA商品の返品・返金…。
そんなに頻繁にあるわけではないですが、Amazonのシステム上、一定の割合で起こるのは事実です。
そんなときは、いちいちヘコまず、「まあこういうこともあるよなー」と軽く受け流すのが、精神衛生上好ましいことです。
しかし、損失額が大きい場合には、頑張って料金の補填を求めていきましょう。
ぜひ今後の参考にしてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。